B型作業所で、利用者の方とご一緒に作業
2025/12/09
弊社の軽作業を、B型作業所に依頼をしてみよう!ということで、行ってまいりました。
どうやらお忙しかったようで、「障がい者雇用のスペシャリストなら障がいが重めな利用者のことを見てくれ」とのことで、ご一緒にB型作業所で、作業をしてまいりました。
知的障がいと発達障がいを併せ持っている方でした。
作業中は、作業の手順を細かく聞かれました。ASD的な傾向を持ち方に多い作業の仕方です。ポイントは、ここでは答えてはいけない。なぜならば、ここで答えたことはメモに取られて、次から指示が少しでも違った場合は、不機嫌になったり怒り出したりそれをもとに相手を批難してしまうからです。
ASD的な傾向をお持ちの方は、自他の区別がないため、上司と部下の区別もない。したがって、ルールが絶対となる傾向があります。そして、それから外れるものを反駁してしまうわけです。
我々は、全ての言葉と行動に一貫性があるわけではなく、その場で考えて、よく言えば臨機応変に、悪く言えば適当に物事を進めています。
ASD的な傾向をお持ちの方の、ルールを決めたいという発達的な特徴は尊重しますが、何も争いの火種を作る必要はない。よって、曖昧に答えるのが、回りまわって作業を円滑に進めるコツです。
そして、HSP的な傾向をお持ちの方は、全工程を事前に知らせないと、「情報を与えられていない」と憤る傾向がございます。また、その人ができるお仕事のみを与えると「過小評価されている」と不満につながる。
だから、まずは全工程を説明して、全てをしてもらおうとし、そして、できないということをわかってもらってから、少しずつお仕事内容を絞っていきます。
HSPの方の良いところは、やる気に満ち溢れているところです。一切手を抜かない、仕事に全力投球で真剣勝負なところは、好感が持てます。それゆえにできないと落ち込みやすいため、できたところはわかりやすくほめるなど、フォローが欠かせません。
そうして、少しずつ作業内容を限定していき、ご本人が納得し、会社側も任せられる作業を、その方のお仕事として切り出すということになります。
今回は、その方が知的障がいもお持ちだったということもあり、私が拘束されることでの採算が取れる作業がなかったため、継続した作業はなしということになってしまいましたが、B型作業所にうまくなじめない方でも、このように発達障害的な傾向を考慮した、その方の幸せにつながる応対を行っていけば、必ずその方も作業所も社会も幸せとなる、軽作業がきっと見つかるはずです。
このブログの記事が、その一助になることを願っております。
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