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精神科医が書く 妄想知覚の方の心境

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精神科医が書く 妄想知覚の方の心境

精神科医が書く 妄想知覚の方の心境

2025/11/13

「現在ある妄想知覚は消えるものの、振り返って過去のあの時のあれは私の間違いでした、という述懐はなかなか患者さんから得られません。「今はないが、あの時はたしかにあった」と言います。」

 

→妄想というものは、当事者にとっては、真実なのだから、そこに対しては当事者に表立って反論はせずに、関係各所には事実のみを前もって申告するようにすべきだろう。「最近は言われてませんが、以前は事業主から非難されました。」と言ってしまう。

 

 

「もう苦しくなくなったからといって、薬を拒否するようになります。これが厄介なのです。」

 

→ときおり、妄想が出ていると思われる従業員に、「お休みをして受診をするように」と就労規則に則って言うと、「今は治った。私は正常です。仕事をさせないのはパワハラです。」となってしまうことがある。

 

 

「しかし何とか説得をして薬を続けてもらうと「病識」とはいえないにしても、たまたまの妄想知覚の出現の際に「これは間違いかもしれない」と反省できる人が少数ながら出てきます。これは、私どものいう「病識をもつ」というのにかなり近い状態ではないでしょうか。」

 

→妄想状態が出現している渦中にいるときは、精神病の方にとっては、本当に世界から攻撃を受けているので、大変にお辛い状況だろう。「逃走中」でハンターたちに24時間寝ているときも追いかけられていると思えば、いち早くその状況を解消して差し上げたいと思うのが人情というものである。そこで、何とか説得をして、受診をしてもらうと、休養することになるが、これを繰り返していっても、「病識」を持つのは、少数の方だけなようだ。こういう方の支援は、とても大変だが、弊社は、A型、B型作業所にお任せするようにしている。

 

そして、ときおり、B型作業所に依頼をして、そこで、使用者の方と一緒に、私も作業をしている。精神障がいをお持ちの方ごとに、その方も最も幸せにできるシステムを用いて、その方を幸せにしていくことが大事だと思っているからだ。

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マージナル・エッヂ
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障害者雇用で精神障害者を支援

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