性格から独立した反応 発達障害の元を作ったのはクレッチマーか(ADHD編)
2025/12/10
「体格と性格」という非常にわかりやすい分類をしたことで有名なクレッチマーだが、残念ながら、今はその分類は医学的にはあまり肯定的にみられていない。
だが、性格類型と特有な反応形態の研究は、あくまで個人的な感想だが、現代でいう発達障害の先駆けとなっているような気がしたので、引用してみる。
「原始反応は外部刺激に対して、直接的で、ほとんど反射的な経過をとる反応である。…特に原始性性格と結びついている。この言葉は、衝動人もしくは本能的人間のことを指している。」
→ADHD(多動型)に近い
「直接の原始反応のほかに、クレッチマーにより遷延性原始反応が記載され、この場合も同様に強度の感動が体験から反射的に生じるが、その反応は発散してしまうのではなく、持続性の感情緊張状態と感動準備性へと至る」
→ADHD(不注意型)に近い
不注意型は、ぼーっとしている感じではなく、むしろ「感情緊張状態」にあるという説明は、日々の経験の中で腑に落ちる、そして、「感動準備性」という表現は、非常に洞察力のあるものだと感じた。こういう詩人的な、俳人的なセンスを得られるのが、精神病理学を学ぶとても重要な意義だと思う。
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