妄想の源泉 ー1次妄想と2次妄想の違いー
2025/09/16
ある面談の場で、従業員の方が突然「気持ち悪い」と何度も繰り返し発言し、表情や雰囲気が普段とは異なる出来事がありました。
当時の私にはその現象を理解するのが難しく、判断を保留しました。
その後、精神医学の文献や専門家の知見を学んでいく中で、妄想のように見える現象と、解離性障害における他人格の表出は区別されることを知りました。特に、表出の速度や様式が臨床的に重要な手がかりになるとされています(参考:「精神・心理症状学ハンドブック」北村俊則)。
また、「他の心的なものから導出できる妄想を二次妄想と言う。一方、何らの心理的現象からも了解できない妄想を1次妄想と呼んでいる。」(同p.28)にあるように、妄想の源泉が不明なも、すなわち配慮が不能なものもあるようでした。
この経験を通じて私が学んだのは、
• 表面的な印象だけで精神症状を決めつけてはいけない
• 専門家の診断に委ねる姿勢が不可欠である
• 職場では「理解できないことが起きた」という事実を丁寧に共有・相談することが安全につながる
という点でした。
私は医学的な診断を行う立場ではありませんが、実務で直面した予期せぬ出来事から、専門家の知識や相談窓口につなげる重要性を実感しました。
こうした学びを公開するのは、同じように現場で戸惑う方々の参考になればとの思いからです。
----------------------------------------------------------------------
マージナル・エッヂ
住所 : 群馬県高崎市双葉町11-11 カナサクラビル3F
電話番号 : 070-4459-5033
----------------------------------------------------------------------