言向け和すことの重要性
2025/09/04
私は長いあいだ、宇多田ヒカルさんの音楽に導かれてきました。
10代後半から20代前半の行動の指針は、ほとんど彼女の作品から得たといっても過言ではありません。
ファン活動内容といえば、公式書籍やブログ記事を読み込み、すべての楽曲を聴き、彼女が影響を受けたと語る本を次々と手に取ること。また、椎名林檎さんやB’zなど、関わりのある音楽家の作品にも自然と親しむようになりました。
その積み重ねは、音楽を楽しむ以上に「言葉と向き合う時間」になっていたように思います。
宇多田さんの楽曲には、問いかけや祈りのような言葉が多く、たとえば「Show me love」の中で繰り返される
「It’s all in my head Can you show me love」
は、単なる質問ではなく、感情の深い叫びとして響きます。
言葉が人に届くとき、そこには単なる情報ではなく「心を動かす力」がある。
そう気づかされたとき、私はふと明治天皇の御製を思い出しました。
天地も うごかすばかり 言の葉の まことの道を きはめてしがな
言葉は世界をも動かす力を持つ。もし相手が納得してくれないのだとしたら、それは自分の言葉がまだ真に届く段階に達していないからかもしれません。
音楽や文学に触れることは、単なる趣味にとどまらず、言葉の重みを学び続ける道そのものだと、今では感じています。
----------------------------------------------------------------------
マージナル・エッヂ
住所 : 群馬県高崎市双葉町11-11 カナサクラビル3F
電話番号 : 070-4459-5033
----------------------------------------------------------------------