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ニーバの祈りー私が思うパーソナリティ障害への合理的配慮とはー

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ニーバの祈りー私が思うパーソナリティ障害への合理的配慮とはー

ニーバの祈りー私が思うパーソナリティ障害への合理的配慮とはー

2025/08/28

日本の精神病理学(精神病の分析や、分類・整理等を行う学問)の第一人者の一人である、古茶大樹先生の「臨床精神病理学」に、パーソナリティ障害について興味深い記述がございました。

 

精神病を第一層から四層まで分類し、パーソナリティ障害を第一層、統合失調症などを第三層に分類していました。

 

詳細は割愛しますが、一口に精神疾患といっても、治りやすさや治療法が違ってくるということです。

 

合理的配慮との兼ね合いですが、カウンセリングや適切な人間関係で治る余地のある、第一層に属するパーソナリティ障害の場合は、適切なフィードバックを返してあげることが肝要だと考えられます。なぜなら、パーソナリティ障害を受けて、会社側が迎合をすると、そのパーソナリティが固定化してしまうと考えられるからです。

 

弊社を退職後に、就職をした会社で「前の会社では、私のパーソナリティ障害にまで配慮してくれたのに…」と会社側に不平不満を持つと、パーソナリティ障害を治すせっかくの機会を失ってしまいます。

 

よって、弊社では、パーソナリティ障害に対しては、合理的配慮を行いつつ、教育的な対応として、適切なフィードバックを返すようにしています。

 

自己愛障害だから、業務指示に従わずに仕事をさぼっていたら…

反社会性パーソナリティ障害だから、軽犯罪法重犯罪法に触れかねない行為をしたら…

 

それは、断固として、労働法に則って懲戒処分をしなければならないと思います。精神障がいを持ちながらも、誠実に働く人にとっての「差別」だと思うからです。これを許してしまえば、社会から、精神障がい者が「特権」を持つ者と思われてしまい、弊社の理念である「精神障害のバリアフリー化」は遠のいてしまうでしょう。

 

依存性パーソナリティ障害の人には、仕事の時間外にも寄り添えますか?

演技性パーソナリティ障害の人には、その人の演技を業務報告として認めますか?

回避性パーソナリティ障害の人には、仕事を後回しにし続けることを認めますか?

強迫性パーソナリティ障害の人には、それで業務が滞り生産性が落ちてもいいのでしょうか?

スキゾイドパーソナリティの人には、業務時間内の連絡を孤独が好きだからといって受けなくても許してよいのでしょうか?

猜疑性パーソナリティ障害の人には、いつまでもその人の根拠のない主張に付き合うのでしょうか?

統合失調型パーソナリティ障害の人が、「邪気がある」と上司をしかりつけたら、上司はお祓いでも受けるのでしょうか?

 

僭越ながら、障がい者のご家族の方や福祉に携わる方の中には、どこまでも配慮しなくてはならないと思っていらっしゃる方もおります。また、精神障がい者のごくごく一部の方は、相手はどこまでもご自身の障害について配慮すべきだと思っていらっしゃる方もおります。これらは、「共依存」といいます。

 

そうならないためには、①精神障がいとパーソナリティ障害の知識への造詣 ②精神障がいへの諦念と慈愛 ③パーソナリティ障害に対応する勇気 の、知・仁・勇の三局面からのアプローチが必要でしょう。

 

「神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。

変えるべきものを変える勇気を、そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えてください。」(ニーバの祈り)

 

「神よ、(ほとんど)変えることのできないもの(精神障がい)を静穏に受け入れる力(慈愛・忍耐力)を与えてください。変えるべきもの(パーソナリティ障害)を変える勇気を、そして変えられないもの(精神障がい)と変えるべきもの(パーソナリティ障害)を区別する賢さを与えてください。」

 

宿命を受け入れ、運命は変える。それが、造命であり、天命だと思います。世の中の人を少しでも幸せにしたいと思います。

 

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