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合理的配慮と、精神障害による「感間」(時の感覚の変容)について

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合理的配慮と、精神障害による「感間」(時の感覚の変容)について

合理的配慮と、精神障害による「感間」(時の感覚の変容)について

2025/08/21

P(お悩み相談)
大学3年生27卒の者です。 就職活動について 他の人たちと比べて特殊な経歴で悩んでしまったため相談させてください。 私は社交不安障害、双極性障害、過敏性腸症候群、ADHD(※グレー)をもっており、通学がままならず高校は全日制から通信制に編入学した末に卒業し、大学もフルリモートで学士資格が取れるところに在学しています。

 

両親からはフリーターでも全然いいからとにかく仕事が理由で自殺だけはしないでねと言われており、学歴面や現状で入れるところはだいぶ狭まっているような物ですが、できることはできる範囲で頑張りたいと思っているので有識者の方助言いただけるとありがたいです。 以下、私の現状について書きます。

 

○症状について

・連続での対人で緊張状態が続いた中で全日制高校の授業中やバイト帰りの駅のホームで泣いてしまった

・鬱状態で眠れず頻繁に昼夜逆転を繰り返す

・頭の回転が遅く頻繁に人から「急ごうね」と言われる

・友達と約束した前日や大事な予定がある前日、直前に吐き気、下痢を催す

 

○資格の状況↓ ・英検準2級 ・色彩検定3級 ・Webデザイン技能検定(取得予定) ・簿記3級(取得予定) ・運転免許(※検討中)

 

○大学のキャリアセンターと相談した上で絞った進路↓

①障害者雇用、一般雇用問わずで大学事務 →仕事自体が簡単で福利厚生や給与が充実しているため

②時短勤務、在宅勤務が効く会社でクリエイティブ系で一般雇用 →バイトでWebデザイン、動画編集、バナー制作実務経験があるため

③障害者雇用で大手、上場企業に正社員 →配慮してもらえることから継続や一般雇用に移動が見込めるため 以前、自分で調べたら就ぽす?や就労支援的なものが出てきたのですが、ハローワークのようにブラック求人を勧められたと口コミがあったことと、診断書はあるものの手帳の発行をしていない為相談は断念しました。

 

D(代表お世話人回答)

精神に障害をお持ちの方を多数雇用しております。年間に100人ぐらいの精神に障害を持ちの求職者と面接いたしました。

 

まずは、精神障害者手帳を取得した方が就活にとっては大きくプラスになると思われます。

 

次に、かなり厳しいこと言ってしまい、申し訳ございませんが、大学事務へご就職はかなり難しいような気がいたしました。理由は、昼夜逆転と言うところです。挽回するには、英語のスキルを身に付けると良いでしょう。

 

また、フルリモートでの就職は、うちの企業で倍率が10倍位です。大手企業だと2、30倍になるでしょう。勝ち抜くには、資格もさることながら、作品を数多く仕上げることだと存じます。それを面接時に持っていきアピールすると、採用してもらえる確率が上がると思います。

 

このことを意識して、ご自身の進歩向上を図っていけば、もしかしたら大学のOBで今は社長をしている方が大学のご紹介でご質問者様を雇ってくれるかもしれません。前向きに頑張りましょう。

 

C(お悩み相談のお礼)

「かなり厳しいこと言ってしまい、申し訳ございませんが_」と仰っておりましたが、せっかく内定を貰っても自分に合わずで早期退職をしては意味がないと思うので実際に面接をご担当されている方から貴重なご意見を聞けて勉強になりました。 まずは障害者手帳を発行できるようにしてみます。 改めてありがとうございました。

 

A(代表お世話人あとがき)

精神に障がいをお持ちの方の場合、求職者と職場のミスマッチは大きな課題の一つです。身体の障害とは違い、求職者ご本人がどのような配慮がご必要かを把握していらっしゃらないことが多いからです。

 

特に、統合失調症の方は、「病識」(自分自身が病気であるという意識)がないというのが症状の一つである病気ですので、病気でないと思っていらっしゃるのに、病気についてどのような配慮が必要かを言語化していただくことは、不可能でしょう。

 

このご病気の方の特性として、とにもかくも非常にマイペースなことが挙げられます。老荘思想に出てくる仙人のように、悠久なる時の中に生きていらっしゃる場合がございます。そのため、配慮はどちらかというと、企業側の方に必要ともいえるでしょう。

 

なぜなら、現代人の時間の感覚と、概念が大きく違う場合があり、生産性が最低賃金を支払うだけのものを満たせないことがあるからです。

 

逆に、非常にまじめな方(うつ病など)の場合は、驚くほど責任感を持ち、ご自身の限界までパフォーマンスを高めてお仕事を頑張ってしまうので、しっかりと配慮をして差し上げる必要がございます。強迫神経症をもつ方は、さらに切迫した時の中に生きており、さらに悪化するとアディクション(依存症)になります。

 

このように、精神障がい者雇用は、「悠久」と「刹那」の両極端の世界で生きていらっしゃる方を、なんとか現代人と同じような時間の感覚を持っていただき、就労に結びつける試みともいえます。

 

時の感覚の変容、これは、精神障がい者雇用では、切に感じます。

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障害者雇用で精神障害者を支援

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